こんにちは、グロワクリニック院長のおかむ先生です。
実は最近、私自身がダウンタイムのある肌治療を受けまして、顔がずっとダウンタイム中です(笑)。というわけで今日は、みなさんが気になる「ダウンタイム」の話をしていきます。
そろそろ秋に差し掛かってきて、レーザー治療を考えている方も増えてくる時期かなと思います。今回は、当院のルビーフラクショナルレーザーと、あまり聞きなれないQYAGフラクショナルレーザーを、私自身の半顔検証とあわせてご紹介します。
ルビーフラクショナルレーザーとは
ルビーレーザーは、メラニンへの吸収がとても高く、もともとは「あざ」の治療にも使われてきた、歴史のあるレーザーです。
これを、ピンポイントに当てるスポット照射ではなく、いくつもの細かい点に分けて、顔全体に面で照射する——これが「フラクショナル照射」です。こうすることで、1か所にかかるパワーを抑えながら、メラニンの破砕に効果を出していきます。
有名な「ピコフラクショナル」とは違い、これは主に「シミ」に対する治療です。IPLでは反応しにくい薄めのシミにも、はたらきかけられる可能性があります。ただ、パワーは強いので、色素沈着のリスクもあります。そのため、内服薬や外用薬を併用しながら行っていただく治療です。
1回でも、ある程度の改善が期待できる治療です。(効果には個人差があります。)
ルビーのダウンタイム

私はもともとシミが少ないので、ダウンタイムは軽めでした。シミがある方の場合は、その部分が「黒浮き」(一時的に色が濃く見えること)して、1〜2週間ほどかけて改善していきます。
QYAGフラクショナルレーザーとは
QYAGフラクショナルは、いわば「ピコフラクショナルの親戚」のような治療です。
皮膚の下(皮下)にあえてダメージを与えるフラクショナルレーザーで、そのダメージをきっかけにコラーゲンの生成を促し、クレーター(ニキビ跡の凹み)や毛穴の開きの改善を目指します。
このQYAGフラクショナルには、2つのモードがあります。
- ノンアブレイティブモード:皮膚を蒸散(削る)させないタイプ(今回はこちら)
- アブレイティブモード:CO2フラクショナルのように、皮膚を蒸散させるタイプ
アブレイティブモードは、赤みが2週間ほど続きます。赤みと痛みが問題ない方は、アブレイティブモードを選ぶのも良いかもしれません。なお、クレーターについては、どちらのモードでも、複数回の治療が必要になります。
QYAGのダウンタイム

今回はノンアブレイティブモードで、私の場合は、赤みが強い時期は3日ほどでした。ただ、これは人によって期間がかなり違いますので、あくまで参考としてください。
どちらを選ぶか
ざっくりまとめると、こういう使い分けになります。
- シミ・色素斑が気になる方 → ルビーフラクショナル
- クレーター・毛穴・肌質が気になる方 → QYAGフラクショナル
秋は、レーザー治療に取り組みやすい季節です。気になる方は、一度診察でご相談ください。
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【施術情報】
- 施術名:ルビーフラクショナル/Q-YAGフラクショナル
- 施術内容:ルビーフラクショナルは、ルビーレーザーを点状に照射し、シミや色素斑の改善を目指す治療です。Q-YAGフラクショナルは、QスイッチYAGレーザーをフラクショナル状に照射し、毛穴やニキビ跡の凹凸、肌質の改善を目指す治療です。
- 料金(税込):ルビーフラクショナル 44,000円/Q-YAGフラクショナル 19,800円
- 治療期間・回数:ルビーは1回でも改善が期待できます。クレーターへのQ-YAGは複数回の治療が必要です。肌の状態に合わせて回数を調整します。
- 主なリスク・副作用:赤み、腫れ、ヒリつき、乾燥、かさぶた、黒浮き、色素沈着、色素脱失、熱傷、効果実感の個人差 など
- ダウンタイム:シミの量や濃さ、肌質、照射設定によって経過は異なります。
- ルビーフラクショナル:赤みやヒリつきが数日程度みられることがあります。照射部位の色素が一時的に濃く見える黒浮きや、細かなかさぶたが生じることがあり、1〜2週間ほどかけて改善していきます。
- Q-YAGフラクショナル(ノンアブレイティブモード):赤みやヒリつきが数日程度みられることがあります。
- Q-YAGフラクショナル(アブレイティブモード):皮膚を蒸散させるため、赤みが2週間ほど続くことがあります。照射部位に腫れや細かなかさぶたが生じることがあり、ノンアブレイティブモードに比べて痛みやダウンタイムが強く出る傾向があります。
- 自由診療(保険適用外)です。効果や経過には個人差があります。
- 掲載している症例写真は、患者ご本人(院長)の同意を得て掲載しています。