「肌のハリがなくなってきた」「触るとふっくら感がなく、皮膚が薄くなった気がする」「鏡を見ると全体的にしぼんで見える」——そのようなお声が30〜50代にかけて増えてきます。肌のハリの低下は、真皮のコラーゲン・エラスチンの減少を中心に、皮膚〜皮下の複数の層が関わっています。1つのアプローチだけでなく、層に応じた治療の組み合わせが有効な場合があります。札幌のグロワクリニック(Glowa Clinic)では、肌の状態を医師が確認した上で、適した治療プランをご提案しています。
こんな悩みはありませんか
- 以前より肌のハリ・弾力が失われてきた
- 肌を触るとふっくら感がなく、薄くなった気がする
- キメが荒くなり、肌表面の凹凸が目立つようになってきた
- たるみだけでなく、肌の質感自体が変わってきた
肌のハリの低下には、真皮層のコラーゲン・エラスチンの減少だけでなく、皮下組織の変化・肌再生能力の低下が複合的に関わっています。表面的なスキンケアだけでは対応しきれない部分を、医療的なアプローチで補うことが選択肢の一つです。
その悩みは1つの原因ではありません——複数の層で何が起きているのか
真皮コラーゲン・エラスチンの減少
加齢とともに、真皮層の線維芽細胞によるコラーゲン・エラスチンの産生が少しずつ低下します。コラーゲンは皮膚に厚みとハリを与え、エラスチンは弾力を維持します。これらが減少すると、皮膚の弾力・ふっくら感が失われ、シワやキメの荒れとして現れます。
皮膚〜皮下の引き締め力の低下
真皮だけでなく、皮下の線維組織(FSN:線維性隔壁)の弛緩も加齢とともに進行します。皮下の支持構造が弱まると、皮膚全体が内側から支えられにくくなり、たるみや輪郭の崩れにつながります。表皮・真皮へのケアと、より深い層への引き締めアプローチを組み合わせることが有効な場合があります。
肌再生能力・水分保持力の低下
加齢や紫外線ダメージなどにより、肌のターンオーバーが遅くなり、細胞外マトリックス(ECM)の密度が低下します。ヒアルロン酸などの水分保持成分も減少するため、肌の密度感・みずみずしさが失われます。
層ごとに、適した治療が違います
| 変化している層 | 具体的な変化 | 当院でのアプローチ例 |
|---|---|---|
| 真皮コラーゲン・エラスチン | コラーゲン・エラスチン産生の低下、ハリ・弾力の減少 | ジェネシス(コラーゲン産生促進)、肌育注射(スネコス・プルリアル・ジャルプロ)、Glow Up注射 |
| 皮膚〜皮下の引き締め | 真皮〜皮下FSNの弛緩、皮膚支持力の低下 | モフィウス8(マイクロニードルRF)、クォンタムRF(皮下にプローブを挿入し深層から加熱) |
| ECM・水分保持 | 細胞外マトリックスの密度低下、肌の密度感の減少 | 肌育注射(スネコス・プルリアル・ジャルプロ)、Glow Up注射(PN製剤系ECM注射) |
ジェネシス・肌育注射・Glow Up注射(真皮コラーゲンへのアプローチ)
真皮のコラーゲン産生を促すアプローチとして、ジェネシス(ロングパルスNd:YAGレーザー)による線維芽細胞の活性化が選択肢の一つです。肌育注射(スネコス・プルリアル・ジャルプロ)は、PN(ポリヌクレオチド)やアミノ酸複合体などを含む製剤を真皮に注入し、コラーゲン産生環境を整えることを目的としています。Glow Up注射(PN製剤系ECM注射)も同様に真皮の再生サポートを目的としています。
モフィウス8・クォンタムRF(皮膚〜皮下の引き締め)
より深い層からの引き締めには、RF(高周波)治療が選択肢となります。モフィウス8はマイクロニードルRFで真皮〜皮下FSNにフラクショナルRFエネルギーを照射する経皮的アプローチです。クォンタムRFは局所麻酔下で皮下にプローブを挿入し、より深い層からRFエネルギーを照射する低侵襲外科的治療です。両者は作用する層と届け方が異なるため、状態と目的に応じて選択・組み合わせます。
だから、医師が診て組み合わせます
「ハリがなくなった」という同じ悩みでも、「真皮のコラーゲン減少が主な方」「皮下の支持構造の弛緩が強い方」「水分保持の低下が中心の方」によって、適したアプローチは異なります。表面からのスキンケアのみではアプローチできない層に対して、医療的な治療を組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
当院では、医師による診察とシンクレア(肌診断機)による肌の密度・水分・弾力の客観的な評価をもとに、治療プランをご提案しています。まず肌の状態を客観的に把握することが、適した治療選択の出発点です。
リスク・ダウンタイム・個人差について
ジェネシス
施術後に軽度のほてり・赤みが出ることがあります。通常数時間〜翌日程度で落ち着きます。複数回が必要な場合があります。
肌育注射(スネコス・プルリアル・ジャルプロ)・Glow Up注射
注射後の赤み・内出血が数日程度続くことがあります。効果には個人差があり、複数回が必要な場合があります。
モフィウス8
点状の赤み・腫れが3〜7日程度続くことがあります。色素沈着・瘢痕はまれに生じる場合があります。
クォンタムRF
局所麻酔下で皮下にプローブを挿入する低侵襲外科的治療です。術後1〜2週間程度の腫れ・内出血があり、拘縮(つっぱり感)が3〜6か月続くことがあります。熱傷・感染・神経への一時的影響などのリスクがあります(いずれもまれ)。医師の診断と適応判断が前提です。すべての治療において、効果の程度・現れるタイミング・持続期間には個人差があります。複数回の施術が必要な場合もあります。
まとめ
肌のハリの低下は、真皮コラーゲン・エラスチンの減少・皮下支持構造の弛緩・ECMの密度低下という複数の層の変化が重なって現れます。「表面のスキンケアだけでは限界を感じている」という方は、医師の診察で原因の層を整理し、適した治療を組み合わせることを検討してみましょう。シンクレア肌診断で現状を客観的に把握することから始められます。
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未承認医療機器に関する注意事項
クォンタムRF・モフィウス8バーストは日本国内では薬事承認を受けていない医療機器です。InMode社より個人輸入により入手しており、米国FDAでの承認を取得しています。主な副作用:内出血・腫脹・紅斑・熱傷・感染・左右差・神経への一時的影響等(個人差あり)。