「フェイスラインが最近たるんできた」「頬がこけてきた」「二重あごが気になる」——たるみの悩みは部位や原因によってさまざまです。治療法も糸リフト・脂肪吸引・RF機器と多岐にわたり、どれを選べばよいか迷う方が多いです。本記事では、たるみのメカニズムと各治療法の特徴・使い分けを札幌のグロワクリニック(Glowa Clinic)が詳しく解説します。
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フェイスラインのたるみが起こるメカニズム
顔のたるみは、複数の変化が複合的に起こることで生じます。大きく分けると「脂肪・骨の変化」と「支持組織のゆるみ」の2つのメカニズムがあり、それぞれに対応した治療が必要です。
①脂肪・骨の変化(減少と下垂)
加齢とともに顔の脂肪には2つの変化が起こります。ひとつは脂肪そのものの減少(骨吸収も含む)で、頬やこめかみがこけた印象になります。もうひとつは脂肪が重力方向に落ちてくる下垂で、法令線の深化やフェイスラインの崩れにつながります。減ってしまった脂肪や骨のボリュームは、ヒアルロン酸などのフィラーで補充することで自然なふくらみを取り戻せます。余分な脂肪が原因の丸みや二重あごには、脂肪吸引による除去も有効です。
②繊維組織(FSN)のゆるみによるたるみ
脂肪を支えているのは、FSN(Fibro-Septal Network:線維性隔壁)と呼ばれる繊維組織のネットワークです。この組織が加齢とともにゆるむと、脂肪の位置を保てなくなり、重力に引っ張られてたるみが生じます。この繊維組織のゆるみによるたるみは、脂肪を除去・補充するだけでは改善しません。FSNそのものを引き締めるアプローチが必要です。
フェイスラインのたるみ治療のアプローチ
①繊維組織を内側から引き締める:クォンタムRF・モフィウス8バースト
FSNのゆるみによるたるみに最も直接的にアプローチできるのが、RFエネルギーによる繊維組織の加熱・収縮です。
クォンタムRFは、カニューレ(細い管)を皮下に挿入し、先端から360度全周にRFを照射してFSNを内側から直接加熱・収縮させる治療です。非侵襲機器(HIFUなど)とは異なり、たるみの根本原因である繊維組織のフレームに直接アプローチできるため、侵襲はあるものの効果が非常に高く、持続性も優れています。切開フェイスリフトには抵抗があるが、しっかりと引き締めたいという方に特に適しています。
モフィウス8バーストは、マイクロニードルで真皮〜皮下脂肪層にRFエネルギーを照射し、コラーゲン産生を促しながら繊維組織を引き締めます。クォンタムRFと比べてダウンタイムが短く、肌質改善の効果も同時に得られるため、たるみの程度が比較的軽い方や、繰り返し治療を希望する方に向いています。
②余分な脂肪を除去する:脂肪吸引
脂肪吸引スタンダード・ライトは、顔やあご下の余分な脂肪を物理的に除去します。「脂肪による丸みや二重あごが主な悩み」という方に有効ですが、繊維組織のゆるみによるたるみはこれだけでは改善しないため、クォンタムRFとの組み合わせが推奨されます。
③組織を引き上げる:糸リフト(スレッドリフト)
スレッドリフトは、コグ(とげ)付きの吸収糸を皮下に挿入し、物理的にたるんだ脂肪組織を引き上げる治療です。即効性があり、コラーゲン産生も促します。ただし、FSN(繊維組織)がゆるんでいる状態では、引き上げた組織を支える土台が弱く、効果がすぐに戻りやすいという側面があります。モフィウス8やクォンタムRFで繊維組織を引き締めた上で糸リフトを行うと、効果が長持ちしやすくなります。
どれを選べばよいか
最適な治療は、たるみの原因(繊維組織のゆるみ・脂肪の過不足・皮膚のハリ低下のどれが主体か)・程度・ダウンタイムの許容範囲・予算によって異なります。Glowa Clinicでは、カウンセリング・診察で各要因を評価した上で、最もコストパフォーマンスが高い治療の組み合わせをご提案します。
よくある質問
Q. 糸リフトとRF治療、どちらが先ですか?
通常はRF治療(クォンタムRF・モフィウス8)で繊維組織を引き締めてから糸リフトを行うと、糸が馴染みやすく効果が長続きします。繊維組織のゆるみが強い状態で糸リフトのみを行っても、すぐに戻ってしまう場合があるため、状態によって治療順序を変えることがあります。診察でご相談ください。
Q. たるみ治療のリスクや副作用は?
各治療に応じたリスクがあります。糸リフトでは糸の位置ずれ・感染・引きつれ、脂肪吸引では腫れ・拘縮・凹凸、RF機器では一時的な赤みや熱感が生じることがあります。いずれも適切な施術と術後管理により、多くは時間とともに改善します。
Q. 脂肪吸引とRF治療、どちらを先に受けるべきですか?
通常は脂肪吸引とクォンタムRFを同時または連続して行うことで、脂肪除去後の皮膚たるみを予防できます。すでに脂肪吸引を受けた後に皮膚が余っている場合にも、クォンタムRFで対応できます。診察でご相談ください。
Q. 繊維組織(FSN)のゆるみが強いかどうかは、どうやってわかりますか?
皮膚を横方向に引っ張ったときにたるみが改善する場合は、脂肪の下垂よりもFSNのゆるみが主な原因である可能性が高いです。診察でまぶたとフェイスラインのたるみ方を詳しく評価した上で、適切な治療をご提案します。
専門的な治療については、日本皮膚科学会のガイドラインも参考にしてください。専門医への相談が重要です。
まとめ
たるみ治療は一つの方法に限らず、原因に合わせて複数の治療を組み合わせることで最大の効果が得られます。札幌のグロワクリニック(Glowa Clinic)では、糸リフト・脂肪吸引・クォンタムRF・モフィウス8バーストを組み合わせたオーダーメイドプランをご提案します。