「糸リフトほど引き上げなくていいけれど、ハリと肌質を底上げしたい」「たるみ予防として早めにケアを始めたい」——そんな方に選ばれているのがショートスレッドです。コグ(とげ)のない短い糸を格子状に挿入し、コラーゲン産生を促す「組織再生型」のリフト治療として、札幌のグロワクリニック(Glowa Clinic)でも多くの方に活用されています。本記事では、ショートスレッドの仕組み・適応・ダウンタイム・スレッドリフトとの違いをわかりやすく解説します。
目次
- ショートスレッドとは——コグなし糸による組織再生型リフト
- コラーゲン産生のメカニズム
- こんな方に向いている——適応の目安
- ダウンタイムとリスク
- スレッドリフトとの比較表
- RF治療・スレッドリフトとの組み合わせ
- よくある質問
- まとめ
ショートスレッドとは——コグなし糸による組織再生型リフト
ショートスレッドとは、コグ(とげ)のない短い吸収性の糸(PDO:ポリジオキサノンなど)を皮下に格子状・放射状に挿入する治療です。糸自体に物理的な引き上げ効果はありませんが、糸の挿入が組織への刺激となり、コラーゲン産生・肌の密度向上・ハリの改善が期待されます。コグ付きのスレッドリフト(糸リフト)が「物理的な引き上げ」を主目的とするのに対し、ショートスレッドは「肌質改善・ハリ出し・輪郭の維持」を主目的とする点が大きく異なります。
コラーゲン産生のメカニズム
吸収性の糸を皮下に挿入すると、体内では「異物反応」が起き、線維芽細胞が活性化してコラーゲン・エラスチンの新生が促されます。このプロセスは糸が吸収・溶解するまでの数か月間持続し、糸が消えた後も新生コラーゲンによる肌質改善効果が続くとされています。効果の発現は施術後1〜3か月かけて徐々に現れます。なお、モフィウス8バーストは真皮〜皮下のFSNにRFエネルギーでアプローチし、クォンタムRFはさらに深くSMAS直上まで熱照射できます。ショートスレッドはこれらRF治療との組み合わせで相乗効果が期待されます。
こんな方に向いている——適応の目安
- 肌のハリ・弾力の低下が気になり始めた30〜40代の方
- たるみの予防として早めにケアを始めたい方
- コグ付きの糸リフトほどの引き上げは求めず、自然な肌質改善を希望する方
- RF治療(モフィウス8バースト・クォンタムRF)や糸リフトとの相乗効果を高めたい方
- 比較的短いダウンタイムで受けられる治療を希望する方
適応外となる可能性がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- ケロイド体質の方
- 皮膚疾患が活動期にある方
- 治療部位に感染症がある方
ダウンタイムとリスク
- 腫れ・内出血:数日〜1週間程度続くことがあります。個人差があります。
- 引きつれ感:挿入直後に感じることがありますが、多くは1〜2週間で落ち着きます。
- 感染・糸の露出:まれなリスクですが、生じた場合は早期受診をお願いします。
- 凹凸・左右差:一時的に生じることがありますが、多くは時間とともに改善します。
効果の持続は目安として6か月〜1年程度とされていますが、個人差があります。
スレッドリフトとの比較表
| 項目 | ショートスレッド | スレッドリフト(コグ付き) |
|---|---|---|
| 糸の種類 | コグなし(短い吸収性の糸) | コグ(とげ)付き吸収性の糸 |
| 主な目的 | コラーゲン産生・ハリ出し・肌質改善 | 物理的引き上げ・輪郭形成 |
| 引き上げ効果 | 弱い〜なし | 中〜強い |
| ダウンタイム | 数日〜1週間 | 1〜2週間 |
| 効果持続(目安) | 6か月〜1年(個人差あり) | 6か月~数年(個人差あり) |
RF治療・スレッドリフトとの組み合わせ
- モフィウス8バースト+ショートスレッド:モフィウス8バーストで真皮〜皮下FSNへフラクショナルRFアプローチを行いつつ、ショートスレッドでコラーゲン産生を促進します。
- クォンタムRF+ショートスレッド:クォンタムRFでSMAS直上の深部まで引き締めた後に、ショートスレッドで浅部の肌質仕上げを行います。
- スレッドリフト+ショートスレッド:スレッドリフトで引き上げた後に肌質の土台を整えることで、より自然で持続的な仕上がりが期待されます。
よくある質問
Q. ショートスレッドとスレッドリフト(コグ付き)はどちらを選べばいいですか?
A. 目的によって異なります。たるみをしっかり引き上げたい場合はスレッドリフト、肌のハリ改善や予防的なケアが主目的の場合はショートスレッドが向いています。組み合わせも可能です。
Q. 何本くらい挿入しますか?
A. お肌の状態や部位によって異なりますが、片側10〜40本程度が目安です。担当医の判断によります。
Q. 効果はどのくらいで感じますか?
A. 施術後1〜3か月かけてコラーゲン産生が進み、ハリや肌質の変化を感じる方が多い傾向です。即時的な引き上げを期待する治療ではなく、じっくり変化を実感する治療です。個人差があります。
Q. 肌育・ECM注射と組み合わせることはできますか?
A. 可能な場合があります。肌育・ECM製剤でコラーゲン産生環境を整えながら、ショートスレッドで物理的な足場を補強する相乗効果が期待されます。
Q. 日本皮膚科学会など専門機関のガイドラインはありますか?
A. 日本皮膚科学会では、美容医療機器・治療についての科学的根拠に基づく情報提供を推進しています。専門医への相談を推奨しています。
まとめ
ショートスレッドは、コグのない短い糸で組織を刺激しコラーゲン産生を促す「再生型リフト」です。強い引き上げよりハリ・弾力・肌質の底上げを求める方、たるみ予防として早めにケアを始めたい方、RF治療との相乗効果を狙いたい方に向いています。
肌のハリ・輪郭でお悩みの方は、ぜひ札幌のグロワクリニック(Glowa Clinic)の無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。