
切らない眼瞼下垂(結膜側タッキング法)
- 埋没法の要領で小切開を加え、まぶたの「持ち上げる力」を内側から整える治療
- 見た目を大きく変える治療ではなく、目の開きの機能改善を主眼に置いた設計
- 元の二重幅を活かせる、可逆性のある選択肢

切らない眼瞼下垂とは?
伸びてしまった挙筋腱膜やミューラー筋といった『持ち上げる力』を伝える組織を、
結膜側から糸で寄せて固定(タッキング)することで、筋肉の力がまぶたに伝わりやすい状態を再構築します。
皮膚を切開せずに、開瞼に関与する組織を内側からまとめて固定することで、目の開きを改善します。
埋没法と同様の方法で行うため、将来的に抜糸や再調整が可能である点が特徴です。
このような方におすすめします
- まぶたが重く、目が開きにくいと感じている方
- 皮膚を切る眼瞼下垂手術には抵抗がある方
- まずは可逆性のある方法で改善を検討したい方
- 眼瞼下垂が軽度〜中等度の方
切らない眼瞼下垂(結膜側タッキング法)の特徴
結膜側アプローチによる非切開手術
本術式では、埋没法と同様に皮膚側へ数ミリの小切開を加えます。
この微細な入り口から糸を操作し、結膜側の組織をタッキングします。
小切開を行うことで、糸の結び目を埋没させ、表面のボコつきを抑えながら、より安定した固定強度を実現する設計です。
開瞼に関与する複合組織をまとめてタッキング
挙筋腱膜やミューラー筋など、まぶたを持ち上げる力を伝える組織が緩んだり伸びたりしている状態を、
糸で寄せて固定することで再構築します。
筋肉の力をダイレクトにまぶたへ伝わりやすくし、少ない力でもスムーズに目が開く構造を機能的に整えます。
抜糸・再調整が可能な、可逆性を残した設計
埋没法と同様に糸を用いた固定法であるため、将来的に変化の再調整が必要になった場合や、
別の術式へ移行する場合でも、抜糸によるリセットが可能です。
「一度行ったら戻せない」という心理的・身体的ハードルを下げ、
今後のライフステージに合わせた柔軟な選択肢を残しています。
施術詳細
- 施術時間
施術自体の時間:約30分
院内滞在時間の目安:約120分〜
当院では、初診時のカウンセリングに加え、処置後は状態の確認やアフターケアの説明を十分に行っております。
お会計などのご案内を含め、当日施術をご希望の場合は、お時間に余裕をもってご来院ください。- ダウンタイム
術後1〜2週間前後、腫れや内出血、ゴロゴロとした異物感が生じることがあります。
目の開きは術後1か月前後で安定し、完成の目安となります。- 処置間隔
原則1回
※状態や経過により再調整を行う場合があります。- 麻酔
局所麻酔、笑気麻酔を使用します。
※当院では施術に必要な麻酔費用を含めた総額表示を原則としています。- 通院
必要に応じて追加の診察をご案内します。
- 痛み
処置中:麻酔注射時にチクッとした痛みを感じることがあります
処置後:違和感や軽い圧痛が数日~1週間程度出ることがあります
※痛みの感じ方には個人差があります。- リスク
腫れ、内出血、左右差、開きの改善が不十分な可能性、感染
※目の開きの微調整には限界があります。- シャワー・入浴
洗顔:当日から可能
※目元はこすらず、やさしく洗ってください。
シャワー:当日から可能
入浴:翌日以降を推奨
※術後数日は、長時間の入浴は腫れや内出血を強くさせる原因となるため、控えてください。- メイク
アイメイク以外:当日から可能
アイメイク:処置後48時間以降を目安にしてください。
※アイラインやマスカラなど、まぶたに直接触れるメイクは糸の固定部位に刺激が加わる可能性があるため、
腫れや違和感が落ち着いてからの再開をおすすめしています。
※クレンジング時は、こすらず、やさしく押さえるように行ってください。
コンタクトレンズ:処置後48時間以降を目安にしてください。
※違和感があるうちは使用を控えてください。- その他注意事項
原則として、もともとの二重幅で行うことを推奨しています。
目の開きが改善することで、二重幅は相対的に狭く見えることがあります。
目の開きの量を細かく微調整することには限界があります。
状態によっては、切開法による眼瞼下垂手術を提案する場合があります。
目回り形成
| 上眼瞼脱脂術 |
|
|
|---|---|---|
| 目頭切開(Z形成法/スキンリドレーピング法) |
|
|
| 切らない眼瞼下垂(結膜側タッキング法) |
|
|
| 眉下切開 |
|